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道具集めの文具スキー、カメラ好き。秋になると手帳の熱い語りが増えます。
月と水蓮と手帖
透明人間のカレシ
2014-10-29-Wed  CATEGORY: 日々雑感
「蛍火の杜へ」
切なくて好きな作品です。


で、この作品を観た時に、思い出したマンガがあります。

このブログを読んでいる人でも、ご存じないと思います。

大体当の本人が、タイトルも作者も覚えておりませんから(ヲイ)

ただ、読んだ当時から妙に考えてしまった作品でした。


主人公の女の子の彼は透明人間。

姿は全く見えない。

でもデートはする。

公園に行ったり、河原で夕日を見る的なデート。

家族にも友達にも言えない、秘密の彼氏。

ある時、デートの最中に女の子のクラスメートと遭遇してしまいます。

何をしていたのか尋ねられて、とうとうデート中であること、彼が透明人間であることを話します。

友達は信じません。

すると、彼が(確か)ペンを持ち上げてみせたのです。

友達は黙ってしまい、じゃ、またね。と気まずそうに行ってしまいます。

恐らく、友達が女の子のお母さんに話したのでしょう。

女の子は、お母さんに透明人間の彼の事をあれこれ言われて、外出も禁止されます。

いつも、優しくて一緒にいてくれた彼と会えない。

女の子はさみしくてなりません。

ある時、帰りの遅くなった女の子は不良に襲われそうになります。

女の子は彼の名前を呼びますが、助けに来てくれません。

結局他の人に助けられて、女の子は無事でした。

ただ、それ以来彼は女の子の前から姿を消しました。

襲われた時に助けられなことを恥て、姿を現さなくなったのだろうと女の子は悲しく思います。


子供の頃読んだものなので、相当うろ覚えで、細かいところが間違っているかもしれませんが、大筋はこんな感じでした。

妙な読後感で当時もいろいろ考えました。

本当に透明人間の彼というよりは、妄想彼氏だったのかなーと。

あのころのマンガって、妙な病んでいる感の漂うものも多かった気がするし。

友達の前で見せたペンを持ち上げるのも、あの年頃の多感な時期に、思いつめるあまり一種のサイコキネシスを発現させてしまったのだろう。と。

これが、しらいしあい風の絵柄で
「私の彼はト・ウ・メ・イ人間?!☆☆」的なポップなカンジならまだしも、しっかりした感じの絵柄で、全体的に暗めのイメージが残っています。



どうも、浴衣だけをパサリと残して消えてしまったあのシーンを見るたびに、子供の頃読んだちょっと病んでいるマンガを思い出さずにはいられないのでした。



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