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道具集めの文具スキー、カメラ好き。秋になると手帳の熱い語りが増えます。
月と水蓮と手帖
読書覚書・姫君よ、殺戮の海を渡れ
2015-02-07-Sat  CATEGORY: 日々雑感
姫君よ、殺戮の海を渡れ
著者:浦賀和宏
出版:幻冬舎
発行:2014年10月
価格:税込907円

表紙の色味が好みで気になって×6回目くらいでようやく購入。

伊藤計劃さんの「虐殺器官」→「ハーモニー」→この本だったので、正直入り込めるか不安な気持ちのまま読み始めました。

初読の作家さんでしたが、けっこうグイグイ引き込まれる・・・・が中盤少しだれる(^_^.)
いや、半分以上のページ数を割いて、4-5日間の出来事をこねくり回している感が・・・・主人公が私レベルに、ひねくれた裏読み、陰謀説を唱えるので、?高校生だよね?と確認したりwww

いわゆる『男は別名保存、女は上書き保存』が上手く描かれていますね。
主人公の『男は別名保存』っぷりと、妹の『女は上書き保存』っぷりが上手く書かれていると感じました。
女性は母親になった時から、人格変わったかというくらい優先順位が変わることもありますし。そのことについて行けない、どこか大人になり切れない主人公の気持ちのモダモダ感とか。

映画化したら面白そうだけれど、アニメならまだしも(「虐殺器官」、「ハーモニー」がアニメ化できるならアリかも知れない)実写になると、なんとか愛護団体からクレームがつきそうな・・・・・恋愛モノ面を誇張させれば可能か・・・・www

ラストの真実の所は(昭和のヲタクなので)あのマンガを想起したり。
この作者、結構グロい描写がある(ちと、苦手)



誰もいないところに行こう

そして 二人で

ずっと一緒にいよう

ずっと・・・・・系のラストです。

嫌いじゃないけれど、少し後味悪かったかも。
「バオー来訪者」のラストばりに、夢がある、幸せの国に行ったと思おう(^_^.)
少女漫画風にするなら赤石路代さん『天よりも星よりも』のラストみたいになったと思おう・・・・

あんこどっちゃり超薄皮饅頭を食べたような感覚です。
どれくらい超薄皮かというと、あとがきも解説もないwww

長野行き決定。

読書覚書・姫君よ、殺戮の海を渡れ

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